uncanny valley 日本語
定義
uncanny valley(アンキャニー・バレー)とは、人間に非常に似ているが完全には人間ではない存在(例えば、ロボットやアニメーションキャラクターなど)が、人々に不快感や不安感を引き起こす現象のことを指します。この概念は、人間の感情と認知に影響を与える「脳の反応モデル」に基づいています。
使用法
この用語は、ロボット工学やCGI(コンピュータ生成画像)、アニメーション、さらには心理学の分野で広く使用されます。例えば、次のように使用されることがあります:
- 「そのアニメーションキャラクターは非常にリアルだけど、少しアンキャニー・バレーを感じた。」
- 「ロボットの見た目が人間に近づくにつれて、アンキャニー・バレーを越えない限り、受け入れられにくくなる。」
語源
「uncanny」は英語の形容詞で、「不気味な」「奇妙な」という意味を持ちます。「valley」は「谷」を意味します。この用語は、1970年代に日本のロボット工学者、森洋一(Masahiro Mori)が提唱しました。彼は「人間と似ているものが不気味さを感じさせるのは、ある程度までは人間に似れば似るほど親しみやすく感じられるが、その類似が限界を迎えると逆に不快感を与える」と説明しました。
発音
英語での発音は /ʌnˈkæn.i ˈvæli/ となります。
同義語
- 不気味な谷(日本語訳)
- 不快感を引き起こす存在
反義語
- 親しみやすい(friendly)
- リアルな(realistic)
このように、アンキャニー・バレーは人間と人工物との関係において重要な概念であり、特に視覚的なリアリズムがどのように受け入れられるかに影響を与える要因として注目されています。